2022年6月に受け取った配当金をまとめていきます。
この月はいろいろな意味でいい節目となる月でした。
1 受け取り配当一覧
ついに受け取り配当金額が10万円を突破しました!これとほぼ同額を受け取れるのが12月にもあると思うので、年に2回、月に10万円を受け取れるようになったということです。
日本株メンバーは去年から代わり映えがないので、米国株、特に毎月積み立てを行っているVYMが大きく伸びていることが、10万円に届いた理由と思われます。
10万あれば、節約さえすれば1か月過ごせます。仮に仕事でやらかして給料なしとなったとしても貯金を崩すことなく生活を送れるということになります。つまり働かなくてもいいということになるわけですね。
1か月だけなのにこの夢が広がる感じ、これが別の月に続々達成しだすとどんな心境となるのか、、、
正直なところ、FIREのうち、FI(ファイナンシャルインデペンデント=経済的独立)については、5年10年と積み立てを続けていれば達成できることがほぼ確実だと思っており、問題はRE(リタイアアーリー=早期退職)について、社会的・精神的、自分の心境としてできるかだと思っていたのですが、FIさえ達成できればREも思いのほか簡単にできちゃうのかもしれません(なんて思っていた時期が私にもありました。となるオチかもしれませんが)
2 これまでの推移
月別受け取り金額の推移です。毎月見事に右肩上がりに上がってくれてます。
特に2020年は、少しずつ投資をしていって2021年からまとめて投資に切り替えた都合、伸び率が突き抜けており、今後は伸び方も鈍化すると思いますが、確実に前年同月比よりは上回る受け取り金額にしてみせます。
問題は、受け取り額が少ない1,4、7,10月ですね。どうしても銘柄が少なく、ポートフォリオの安定感から一銘柄に多くを投資したくないこともあって、受け取れる金額に上限があるように感じています。(リートであればたくさんありますが、、、)
年間受け取り配当を240万円にする場合は、1,4,7、10月が10万円、2、5,8,11月が20万円、3,6,9,12月が30万円としていくのが理想かなぁと思案中です。
延べ受け取り配当金でいうと、ついに100万円を突破しました!
大台になるのは気持ちいいですね。全体としてきれいな右肩上がりというのもいいものです。
3 まとめ
配当金投資は、毎月の確定利益が予想しやすく、株価の下落局面であっても配当という精神的支柱のおかげで握力を強く持てるバランス感覚に優れた投資であると考えています。
特に、昨今の物価上昇とそれに伴う金利上昇局面下での株価急落状況について、レバナスだなんだと声高に叫んでいた方々はみな阿鼻叫喚の渦の中にいます。
レバナスを否定するわけではなく、資産額の増加という点を見ればガチホした際の遠い将来の勝者はレバナスであると思いますが、毎日がジェットコースターのような資産変動であれば精神に支障をきたしてしまうでしょう。株価が一日で40%下落したけどきっと将来は1万%になるかもしれないから頑張ろうと思うのと、一日20%下落したけど安定的に配当金を受け取れるし配当利回りをあげられるチャンスだと思うのでは、どちらが精神的に楽かは明白でしょう。
長期的に見て投資家が失敗する原因の一つは、激しい下げ相場に遭遇してパニックに陥り、上記(過去75年間の株式リターンの大部分は、上昇率のベスト60か月間に達成されている)のような最大の上げ相場に参加する機会を自ら放棄してしまうことだ。この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。相場のタイミングに賭ける投資は間違っており、決して考えてはいけない。
(「敗者のゲーム」チャールズ・エリス氏著書)
とあるように、株式とはいかにうまいタイミングで売り買いをするかではなく、いかに長く市場にいるかが大事となります。
そして、長く市場にいるために、私としては高配当投資を活用しているということになります。