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「住宅ローン破綻の現場」を見て

ABEMA NEWSの「住宅ローン破綻の現場」を見て思うことがあったので記事にします。

 

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 はじめに

住宅ローンは大体が30年以上もの長期の借り入れをし、将来にわたって返済していくものです。

しかし、住宅価格は買った瞬間に1~2割程度下落しますし、10年も経てば半値以下になっているケースも少なくありません。

よって、収入が途絶えてしまったとき、その住宅を売却してもローン残額に足りず、最悪自己破産という結末を迎えてしまうこともあります。

 

この動画では、大体が「コロナ禍で収入が途絶え、住宅ローンを返すことができなかった」というケースです。

 

そして、収入がゼロとなった時から、住宅ローンの返済の滞りとなっている方々ばかりでした。

 

要は、十分な収入があるときにちゃんと貯蓄をしていなかったばかりに状況の変化で借金を返せないということになるのですが、「計画的に貯金もできないなんて馬鹿だな」と笑うのではなく、この事例から自分も同じような道を辿らないように学んでいくことが重要だと思いました。

 

1 十分な収入があるときに、十分に貯蓄をしていく。

 これは当たり前ですが、この当たり前をできている人はどれだけいるのでしょうか。

収入の1割~2.5割を貯蓄に回し、それを何かあったときに数年は暮らしていけるよう蓄える。そして、2~5年分の生活費(家賃等含む)を貯金したあとは、投資に回していく。これができれば何かあったときも次の職に就くまでに即ゲームオーバーとはならないでしょう。

 この動画では、精密機器の会社の役員として月60万円の手取りがあった人が紹介されていましたが、その後のコロナによって解雇。奥さんと多趣味なことにお金を使い、住宅ローンを返せずに、立ち退きという目にあっていました。しかも立ち退き当日まで片づけることができず、計画性のなさが浮き彫りになっていました。おそらく現実逃避に近い状態だったのでしょう、、、

 

2 本業の他に収入源を確保していく。

 本業がクビになるかもしれない。それはしょうがないですが、クビになってからも収入が続くことが重要です。

 収入が複数ある複業を構築することが大事と言われていますが、これもできている人はほとんどいないでしょう。

 私も現在は本業の給料と配当金の二つの収入がありますが、配当金は日々の生活を賄うには全然足りていませんから、もし明日クビになってしまった場合には、食うに困る状態になりかねません。配当収入をしっかりと育てると同時にもう一つくらい収入源を作っていきたいですね。配当収入も突然減配するという可能性もありますし。

 本業、配当、副業の3本の柱があり、それらどれかがダメになっても生活をしていける。そんな状況にしていきたいです。

 

3 本業の入れ替えができるようにする。

 副業を確保するに近いですが、仮に本業がクビになっても、すぐに転職できるようなスキル、転職活動へのアンテナを立てることが重要です。副業が本業並みに稼げている場合は、そのまま副業に専念すればよいですが、そうではない段階では、すぐに他の会社に雇ってもらえるような能力を身につけておきたいと強く感じました。

 この動画では、役職定年という一定の年齢から役職が外され、いわゆる平社員と同じ給料にしかならくなるという制度の存在を知らず、平社員に降格後すぐに退職してしまい転職先が見つからないという方がいらっしゃいました。自分の会社の制度すら知らないのかという突っ込みがありましたが、では自分は務めている会社の制度をどこまで熟知しているのか?と問うとしっかりと答えられる人はどれだけいるでしょうか。また、すぐに転職できる人もどれだけいるでしょうか。

 まずは自分の勤めている会社の就業規則や福利厚生をしっかり理解し存分に使い果たし、もしダメになってもすぐさま本業を入れ替えられる。そんな状態にしておきたいですね。

 私も投資をするようになった2020年から自分の会社の福利厚生や給与体系を見るようになりましたが、すべての制度を理解しているかといわれると自信がありません。また、転職できるよう資格試験の勉強や自分のスキルアップに取り組んでいますが、日ごろの忙しさを理由にさぼってしまっているというのが現状です。

 

 「人の振り見て我が振り直せ」といいます。失敗した人を笑うのではなく、その事例からしっかりと学び、自分の人生に活かしていきたいと思います。