毎月受け取る配当金の使い方について、現段階のものですが私の考えについて記載していきます。
1→2→3の順番で優先度が高いとお考えください。今後の運用方針によって変わってくる可能性はあります。
1 毎月積み立て投資の不足分へ補填
私は、毎月20万円を積み立て投資に回していくことを目標としており、内訳としては、VYMが10万円、PPFD・QYLDなどの高配当毎月ETFに10万円です。高配当毎月ETFについては、ポートフォリオの10%以内と決めておりますので、上限に達した場合は、一番株価が下がってお買い得と思える個別銘柄を購入します。
計画では大体月々の出費が10万円~15万円、収入が残業の多い少ないで上下するため25万円~35万円程度となりますので、月々の収支差が20万円を越えたり越えなかったりします。
収入が支出を20万円上回れば、そのまま積み立て投資に回せますが、20万円を下回ってしまうときも当然あります。そんなときに配当金を月々の積立に賄う形で利用します。
いわゆる配当金の再投資と呼ばれるやり方ですね。
なので、毎月受け取った配当金はそのまま使わずプールしておき(円の配当金はそのままドルに変換します)、本業の収入では賄えなかった部分を補填することになります。
円の配当金をドル転する理由としては、楽天の都合なのか、楽天証券に円が入ってくると自動的に楽天銀行に戻される仕組みがあるためです。楽天銀行は、一括投資用の資金を置いているので、それに紛れるといくらの配当があったか視覚化できないですしね。それと単純に購入銘柄がドルが多いから、さっさとドルに変えちゃった方が投資が楽というのも理由の一つです。
毎月の基本支出は10万円前後なのですが、どうしても突然の出費や先月のPCの購入のように支出が大きくなることがありますし、収入についても、月の残業が多い時もあれば少ない時もありますしね(残業が0の月は悲しいですがここ数年ありませんが、、)
2 暴落時の一括購入資金
こちらも1と似たような形ですが、私はVYMが先週比で5%下落したタイミングで50万円分を投資する計画を立てています。今年では、1月、2月、6月の下落タイミングで50万円近く(買えないときは十万円単位で購入)を投資しました。
一応その時用の一括投資のキャッシュは用意しているのですが、ドルで持っていなかったり、給与の振り込み遅れで準備できなかったりするときがあるので、そんなときに配当金の積立をまとめてドバっと使います!
ほかにも、個別株で急激な下げがあった銘柄についても同様に数十万円を追加投資することがありますので、その際の資金源にも利用します。(直近ではベライゾンですね。)
3 少しの娯楽
これは最近はありませんが、ほしいものを配当金で買おう!と思った時期は娯楽費に配当金を充てていました。
直近では、ゴーストオブツシマの購入資金に充てたことぐらいですかねぇ。(2020年12月なので2年前です)
やり方は単純に、配当金として受け取ったドルを円転し、生活資金用の口座に振り込みました。こんなときに楽天銀行は月2~3回は振り込み手数料が無料なのが効いてきますねぇ。
このやり方は配当金投資をやり始めたころに強く意識していました。
配当金を再投資に回すのではなく、日々の娯楽や生活費に充てることで、日々の生活が豊かになるのではないかとどこぞのマッチョライオンも言っていましたしね。
ただ、この娯楽費は配当金から充てよう!!と思うことがだんだんめんどくさくなってきて、それだったら、月々使いすぎて投資に回せない分を配当金で賄えばいいじゃんという発想になったというのが現実です。
そういう意味では、結局すべての理由が1に帰結するのかもしれません。
4 最後に(気楽なのが一番です。)
当初は、日々の娯楽費に配当金を使うことを一番の理由にして、また、それを夢見て投資を始めましたが、今の月々の不足額の補填に配当金を使うというのが一番ラクで自分に合っているように感じます。
ただ、私の今のやり方では、円転・ドル転をするので手数料が結構ムダなんじゃないかと思ったりもします。しかも手数料が最安のSBIではなく楽天証券を使っていますしねぇ。
といっても、今のやり方は結構楽ですし、証券会社も今のところ楽天証券が一番使いやすいと考えていますので、今は変更の予定はありません。
一番続けやすい方法で、投資を続けていく。これが一番ですね。
私が好きな原理で、「ゴルディロックスの原理」があります。
ゴルディロックスの原理は『三匹の熊』の童話の喩えを借りて名付けられたものである。物語の中にゴルディロックスという名前の少女が登場し、三種のお粥を味見したところ、熱すぎるのも冷たすぎるのも嫌で、ちょうどよい温度のものを選ぶ。この童話が世界中でよく知られていることから、この名前を使うことで「ちょうどよい程度」という概念の理解が容易になり、他の幅広い領域にも適応されるようになった。
どこかのキリンの姿をした人と同じですが、「ちょうどいい」「適温」と呼ばれるものです。
繰り返しになりますが、やはり一番続けやすい方法で、続けていく。これが一番だと考えています。