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高配当投資家の新NISA投資方針(VYMと1698とオルカン)

今更ですが、高配当、増配等をこよなく愛する私の新NISAの投資方針を述べていきます。

 

 

成長投資枠について

 成長投資枠は、年に240万円を5年間で合計1200万円投資することができますが、私は、次の2つのETFに投資していきます。

 

〇 VYM   

 ➡ 800万円

〇 1698 東証配当フォーカス100ETF

 ➡ 400万円

合計 1200万円

 

これを、毎年「VYM」を160万円、「1698」を80万円のペースで購入していきます。

さらに細かくいうと、

・ 年初めに、既に旧NISAや特定口座で保有している「VYM」を一部売却し、120万円分購入

・ 3,6,9,12月に「VYM」を10万円分購入

・ 1,2,4,5,7,8,10,11月に「1698」を10万円分購入

 としていきます。(ただ、暴落で週ベースで5%以上株価が下がった場合には一括投資する場合もあります。)

 

 以下、その理由を述べていきます。

 

〇 VYMの購入について

  VYMについてはいろんなブログやYOUTUBEでも説明されている通りですが、VYMは成長著しい米国株のうち平均以上の配当を出す400以上の株で構成されており、例えばJPモルガンチェース、ジョンソンエンドジョンソン、プロアクターギャンブルなど世界的に有名&安定&増配銘柄で構成されていること、VYM自体が10年以上増配を続けていること、VYMの株価も順調に成長していることと、など高配当増配当好きの私にとって垂涎物の銘柄であるためです。

 

 なので、もともと旧NISAに加え、特定口座でも購入を続けており、旧NISAでは300万円分、特定口座では240万円分保有しておりました。(特定口座分は2024年の新NISA口座に買い替えたことにより半減しています。)

 

 ついては、新NISAの成長枠でも満額VYMにぶち込む予定でしたが、昨年以前に急激に円安にすすんだことや今後の円高懸念など、円で暮らす私にとって通貨による配当金のバランスをとるために後述する「1698」も一部新NISAで購入することとした次第です。

 

〇 VYMの購入タイミングについて

  上述したとおり、旧NISAや特定口座のVYMが500万円近くあることから、それらを新NISAに買い替える必要があります。

 年初に240万円満額を買い替えるという方法も考えましたが、新NISAでの新規購入を5年間にまんべんなく均したいと思い、毎年120万円ずつを買い替えるという方法にしました。

 そして、3,6,9,12月はVYMの配当権利月ですので権利落ち日には株価が下落するタイミングを見計らって落ち目買いをするという気持ちで10万円ずつ購入します。

 

〇 1698(東証配当フォーカス100)について

 1698は東証配当フォーカス100という指数に連動したETFとなります。

 日本における高配当ETFには、有名なものに1489(日経高配当50)があります。株価上昇も増配率も利回りも大変すばらしく、というか最高なので最後まで1489と1698とでどちらを購入するか悩みました。

 1698を選ぶ決め手となったのは、

・配当金の入金額が月によって変動が少ないこと

・構成銘柄が比較的ディフェンシブ銘柄が多く業界のバランスがよいこと

の2つです。

 月別の入金額については、以下のとおりです。

※ いずれも「インカムポータル」様から引用

インカム投資ポータル

 

 1698は、四半期ごとの入金額がほぼ同じである一方で、1489は4月、10月がかなり大きく、1月、7月は逆に少なく、その差は9倍近くもあります。

私は将来的には配当金暮らしをしたいと考えておりますので、入金額はできるだけ月によって差がない状態にしたいと考えております。

そうした思想ですので、入金額の偏りがすくない1698を選択しました。

 

 構成銘柄については、1698は食料品をトップに銀行、医薬品、情報通信と、景気敏感の銀行がNo.2に入ってはいますが、ディフェンシブな業界でまんべんなく構成されています。

1698 - 上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)(上場高配当) | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント

 

 一方で1489は銀行をトップに、海運、鉄鋼、卸売と、上位4業界が景気敏感株を占めており、かなり景気に影響を受ける構成銘柄となっています。

 特に海運業については、2022年に船賃バブルで超絶増配を発表されましたが、それはあくまでバブルであり増配が続くとは考えられません。ですので、海運株が大きな構成を占めているということは今後大幅な減配も危険がある、というより私がそうした減配をビビっており投資に消極的になってしまっております。(しかもそうした海運株がトップ2の組み入れ銘柄となっています)

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489) | NEXT FUNDS

 

〇 1698(東証配当フォーカス100)の購入タイミングについて

  1698は、1、2,4,5,7,8,10、11月に10万円ずつ、年間80万円を投資する予定です。

  3の倍数月はVYMに、それ以外は1698に投資をするという方針ですね。

 

  日本株ETFに投資するのは、円でもしっかりと配当金を受け取れるようにするという意味もありますが、そのほかにもずっと割安で放置されていた日本がが世界的にも注目されており今後割安の解消に向けて株価の上昇が期待できるのではと考えています。

 また、VYMの入金月は3の倍数月ですが、1698は2,5,8,11月が入金月(厳密にいえば、1,4,7,10月が権利確定日でありそれらの40日後が入金月)であり配当金入金月の分散も図ることができるということも考慮しています。

 

積立投資枠について

積立投資枠は、毎月5万円をeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)にクレカ積み立てをしていく予定です。。。。

 

あれ?高配当全力マンだから高配当投資信託じゃないの?と思われるかもしれません。私もそう思います。

積立投資枠は、金融庁から指定された投資信託にのみ投資ができ、その中で分配金を受け取れる投資信託はほとんどありません。

「ほとんどない」のでいくつかは分配金を受け取れる投資信託があるのですが、すべてが運用コストが高いのものとなっています↓↓↓↓

SBI証券投資信託パワーサーチ 投信・外貨建MMF|SBI証券

※ 私は楽天証券で投資していますが、楽天証券投資信託のリサーチ項目に「分配金あり・なし」を選べないのでSBI証券で検索しました。上記はいずれも楽天証券でも購入できると思います。

 また、配当利回りも高くなく、運用コストで相殺されるようなものも多いですし、純資産額も少ないこと、投資先もあまりぱっとしたものがなく、「永く投資したい!」と思える銘柄がありませんでした。

 

 なので、積立投資枠は無難にオルカンに設定しました。

 積立金額も5万円としているのは、毎月10万円の積立とすると結構家計に響くことになります。こんなこと言ってはあれですが、私は毎月の積立で受取配当が増えることに喜びを感じるタイプですので、配当金が出ないものに無理して投資するのはどうなの?と思ったため、無理のない範囲での5万円の積立としています。

 毎月5万円ですと、10年後には積立枠のすべてを埋めることができますので、積み立て完了後にFIREしていた場合には、定期売却機能を使い取り崩しながら生活費に使っていく予定です。

 

 ただ、積立投資枠で分配金を受け取れる銘柄も今後増えていき、魅力的な銘柄も出てくるかもしれません。

 私が買いたい!と思った銘柄があれば、すぐにでもオルカンからその銘柄に買い替える予定です。